普通のタクシーとの違い


介護タクシーは普通のタクシーと、どのように違うのでしょう?

@ 自動車が違います

 普通のタクシーでは「セダン型」と呼ばれる普通の車両を使いますが、介護タクシーでは
 「福祉車両」と呼ばれる特殊な自動車を使うのが一般的です。
 これは、車椅子を車両に乗せるためのスロープやリフト、車椅子の固定装置、乗り降りが
 しやすいような回転シートなど特殊な福祉機器設備を供えた車両を言います。
 このよう装備をしていることで、車椅子の方や、体の不自由な方でも安心して楽にお乗り
 いただくことができるわけです。


A 運転手が違います

介護タクシーの運転手は、普通のタクシーと同じように二種運転免許を持っていることは
当然ですが、その他にヘルパー(介護員)の資格も持っているのが普通です。
ですから、車の乗り降りや、玄関または自室から車までの移動などの介助をすることが
できます。普通のタクシーの運転手は、こうした資格を持っていない場合が多いため、
そのような介助作業を有償で行うことはできません。

  


B 営業方法に制限があります

【お乗せできるお客様の制限】
 介護タクシーをご利用いただけるお客様は、身体に障害などがあり、お一人では
 公共交通機関がご利用になれない方に限られています。
 (付き添いの方は健常者でも同乗できます)

【依頼を受ける方法の制限】
 介護タクシーは必ず事務所で依頼の電話を受けとってお客様を迎えに行かなければ
 なりません。したがって、駅や病院などで客待ちをして、任意のお客様をお乗せする
 ことはできません。