普通二種免許への挑戦!!

このページは、日ごろ全く運転をしていなかったペーパードライバーのわたしが
いかにして二種免許を取得したかをご紹介しています。
なお、ここで紹介しているのは、あくまで私の体験に基づくもので、必ずしも
すべての場合に当てはまるものとは限りません。参考程度に読んでください

記載日:2005年6月20日


■普通二種免許取得の動機

私が二種免許を取得しようと思ったのは、将来「介護タクシー」の仕事に就き
たいという想いからでした。この仕事に従事するためには訪問介護員(ホーム
ヘルパー)の資格と、当然ながら二種免許が必要だからです。

■どうやったら取れるのか?

二種免許を取得するためには、運転免許の試験に合格しなければなりません。
以前は、運転免許試験場で技能と学科の試験を受けて合格しなければならず、
特に技能検定に合格するのが非常に難しいと言われていたのですが、道路交通
法改正により、指定の自動車運転教習所で教習を終了すれば、試験場での技能
検定が免除されることになりました。つまり一種免許と同じようになったわけです。
もちろん、試験場でいわゆる「一発試験」で狙うことも可能ですが、これは、かなり
難関のようです。
私は当然ながら教習所に通うことにしました。

■普通二種の教習について

いろいろ調べてみると、二種免許取得のための教習には、2種類あるようです。
ひとつは先に説明したような、試験場で技能試験が免除される、いわゆる「指定
教習所」で行われる教習です。もうひとつは、「一発試験」のための教習です。
これは、一発試験に受かることだけを目的にした、いわばテクニックを教えるも
のだと思います。費用面でも、前者は25万円程度ですが、後者は数万円という
ところで、もちろん教習期間も違います。私の場合は、前者でした。

■教習所の選定

自動車教習所であればどこでもいい、というわけではありません。というのも
数ある教習所の中で二種の指定教習所になっているところは、それほど多くは
ないからです。まずはネットなどを使って、近くの教習所を探してみてください。

次に、どのような基準で教習所を選べばよいのか、ですが。
費用や内容は基本的にどこもほとんど同じですし、教官の良し悪しなどは、よほど
内情を知らなければわかりません。ですから、実際に教習所を訪問してみて、その
応対や、雰囲気などで相性がよさそうなところを選ぶしかありません。
基本的には、どこを選んでも同じですので、あまり神経質になることはないと
思います。

■入校手続き その他

手続き自体は簡単に済みます。必要なものさえ準備していけば、どこでも親切に
対応してくれます。ただ、自分が以下の条件に合致しているかどうかは必ず確認
しておいてください。

●普通二種免許の資格条件

(1)年齢が21歳以上であること
(2)普通または大型一種免許を取得してから3年以上経過していること
(3)視力、聴力、動作など、運転に支障がないこと

 現在の所持免許により、その他の条件が異なりますから、詳細は教習所にて
 確認してください。

●費 用

教習にかかる費用は、教習所によって若干の差はありますが、だいたい25万円
程度が多いようです。ただ、教習所では通常のクレジットカードは使えないこと
もあるので、なるべく現金で準備した方が確実かもしれません。

●期 間

これは自分の都合や、経過によっても変わります。わたしのように、かなり詰め
れば、正味10日間程度で卒業することも可能です。ただ、規則で一日に受講可
能な技能教習の回数など制限もありますから、あまり無理なスケジュールはでき
ません。

●適正検査

手続きの際に、先に書いた資格条件のひとつである「視力」の検査を行います。
普段、眼鏡をかけている人は、眼鏡を忘れないで持参しましょう。また、このと
きではないですが、同じく「深視力」という検査も行います。これは奥行き方向
を正確に認知できるかを見るものです。縦に3本の黒い線が並んでおり、真ん中
の線が前後に移動しています。それを両眼で見て、3本が同じ距離に並んだ、と
思われた瞬間にボタンを押します。この寸法誤差が一定以下であれば合格です。
その他に色覚などの検査がありますが、そのへんは一種と変わりありません。

■教習構成

二種の教習の構成は、基本的には一種のそれと同じです。学科と技能に分かれ、
全体で第一段階と第二段階があります。技能は第一段階は教習所内のコースで行
われ、第二段階で路上になります。これも一種と同じです。ただ、一種と違うの
は、タクシーなど旅客を乗せて走ることを前提にした内容が盛り込まれているこ
とです。

■学科教習

学科教習の内容は基本的には一種と変わりないものです。ただ、二種特有の部分
すなわち、旅客を乗せて運行することを前提にした内容が若干あるのと、業務運
転手としての心構えなどが加わります。それから、車椅子からの移乗や、障害者
への対応などの実習もあります。

第一段階の学科は全部で7時間です。これを受けていないと、第一段階のみきわ
めが受けられません。試験場での試験に出るような内容は、ほとんどが第一段階の
学科教習の内容です。忘れかけていた、標識の意味や数字などは、この際、集中
して記憶しましょう。

■技能教習

前述のように、技能教習は第一段階は教習所内で8時間(含む見極め)。第二段
階では路上で13時間です。ただし、その中には全部で5時間のドライブシミュ
レータによる教習も含みます。これは、ゲームセンターにあるようなシミュレー
タを使って、実車では危険なものを模擬的に体験する教習です。詳細は後述しま
す。

【所内技能教習】

(1)日常点検
これ自体は、一種と何もかわらず、ひととおりやってみて終了。すでに一種免許
所持者としては知っていて当然のものです。

(2)タクシー体験
「タクシー」仕様車で「自動ドア」の操作体験を行います。これはとても興味深い
ものでした。「自動ドア」とは言うものの、実際には運転手が「手動」で開閉して
いるのです。でも、実際に見るのは初めてでした。
運転手の座席の右側にレバーがあり、それを手前に引くと、左後部のドアが開き
ます。レバーはリンクを介してドアと直結していますので、レバーの動きがその
ままドアーの開閉動作となります。操作に要する力は意外に軽いのに驚きます。
でも、こんな仕掛けのあるタクシーは日本以外にはありません。
なお、ドアの開閉にあたっては、乗客の身体や衣服、それに、荷物などがドアに
はさまらないよう十分に注意するように指導されます。

(3)G体験
急制動におけるG(慣性)の体験学習です。これは実際に車を低速で走行させて
急ブレーキによるGがどんなものかを体験するものです。コース内で車を時速4
キロ(人間が歩く程度)で走行させ、急ブレーキをかけます。途端に、信じられ
ない衝撃が「がつん」ときます。とても「時速4キロ」という速度からは想像で
きないほど、すさまじいものです。
次に、時速10キロで同様に急ブレーキをかけます。想像がつくと思いますが、
これも生易しい衝撃ではありません。下手をすると鞭打ちになりそうです。タク
シーの乗客はたいていシートベルトなどはしていませんから、もし時速30キロ
でも急ブレーキをかけたらどういうことになるか。それをしっかりと自覚するた
めの教習としては、とても有意義でした。

(4)コース内走行
第一段階では、基礎的な走行教習になります。S字、クランク、方向転換、縦列
駐車、車線変更、坂道発進など。ただ、2種教習では、次のような特殊な教習が
あります。

◆鋭角コーナー
これは90度より小さい角度のコーナーで、3回以内の切り返しで通過しなければ
なりません。でも、やってみると意外にできるものです。教習では、これをバックで
行ったり、コーナーで方向変換もやりましたが、なんとかできてしまうものです。
焦らず落ち着いてやってみましょう。

◆指定位置での停止
これはタクシー業務では重要な技能です。コース内にいくつかあるポールのうちの
指定されたポールに「後部ドア」の位置を合わせて停車します。停車したら、ハザ
ードランプを点け、サイドブレーキを引きギアを「P」ポジションに入れて「停車
しました」と宣言して終了となります。このとき、路側との距離も適切でなければ
なりません。簡単なようですが、一連の動作を確実によどみなく実行するのは意外に
難しいものです。

◆転回
いわゆるUターンです。コース内では他の教習車も走っているので、それらの動きに
十分注意しながら、転回をします。1回でできない場合には切り返しを行います。
その場合にも、慌てずに、確実な安全確認をしなければなりません。

(5)障害者などの乗降時の介助
車椅子や、視覚障害者の乗客についての乗降の介助方法を実際に行います。ホー
ムヘルパー講習のものとは若干やり方が違いますが、現場で使いやすい方法でよ
い、ということです。ここでは、やり方を覚えることよりも、「やられる方の気
持ち」を実体験することが重要かもしれません。

(6)応急救護処置
座学で緊急時の基本的な対応を学んだ後、ダミーを使って、心肺蘇生法を行いま
す。また、三角巾などを使って、止血や包帯の巻き方などを行います。これは交
通事故だけでなく、様々な場面で使えますので、よく練習しておきましょう。

※(5)と(6)は、基本的には学科教習の項目ですが、身体を動かす教習とし
て、技能教習の中で説明しました。

【路上技能教習】

二種の路上教習は、ある意味で所内教習よりも楽に感じるかもしれません。とい
うのも、方向転換や鋭角コーナーのように、やたらハンドルを回すような運転も
なく、普通に走ればいいからです。でも、やはりそうとばかりは言っていられな
いのが教習です。そこには、二種ならではの注意点(落とし穴)が潜んでいるか
らです。それでは、二種における路上教習について、いくつかを紹介しましょう

(1)目標物にあわせた停車
指定された施設(水銀灯のポールなど)に合わせて車両を停車させます。その時
にチェックされるのは、目標物が後部ドア内に収まっているか、ということと、
路側からの距離です。これが空きすぎていても、近すぎてもいけません。停車が
完了したら「停車しました」と宣言して、教官が「はい、いいです」と言ったら
安全を確認し再び発進します。

(2)指定位置での停車
走行中に教官から「あの横断歩道付近に停めて」と比較的漠然とした支持が出ます
そこで瞬時に判断しなければならないのが「停車してもよい場所かどうか」です。
「横断歩道または自転車横断帯とその前後5メートル内、交差点とその前後5メー
トル以内、バス停留所ポールから半径10メートル以内は駐停車禁止」などと頭で
はわかっていても、実際の距離感がともなわずにあたふたしてしまい、結局、だい
ぶ遠くに停車してしまったり、「駐停車禁止」の場所に「停車」してしまったりし
ます。前者の場合は「指示不履行」で注意。後者では「道路交通法違反」となりま
す。もちろん、教官は意図的にこのような課題の多い場所で停止位置を指定してき
ますから、最初は誰でも戸惑います。だんだん慣れてくると、注意するポイントが
つかめてきます。(交差点、横断歩道、バス停)もちろん、これらは左側だけでは
ありません。右側の施設や道路状況も見ておくことが必要です。

(3)一時停止標識への対応
教習のコースには必ず何箇所かの一時停止標識のある交差点が含まれます。言うま
でもないことですが、一時停止の標識のある交差点では、必ず「停車」すること。
ここでいう「停車」とは「完全に一度停まる」ということであって、一応ブレーキ
を踏み込みました、ではだめです。車両が一旦完全に停まることが必須です。

(4)横断歩行者への対応
信号のない横断歩道で、歩行者が立っていたら、「必ず」一時停車します。これも
必須事項です。歩行者が横断しようとしていればもちろんのこと、どうするのかわ
からなくても、まずは必ず停まることです。うっかり、これを無視してしまうと、
大幅減点になります。とにかく、横断歩道があったら、歩行者の有無を必ず確認す
ることです。歩行者がいなければ、もちろん停車や徐行の必要はありません。ただ
し、横断歩道の前に車が停車している脇を通過する場合は、必ず一時停止です。

(5)交差点での右折
何も指示がなければ、右左折後は第一通行帯、つまり一番左の車線に入って行くの
が原則です。そのときに車線のラインをできるだけ踏まないことです。もちろん、
横断する歩行者や自転車には細心の注意を払いましょう。渡りかけている歩行者が
いたら、必ず停車しましょう。

(6)交差点での左折
注意点は、左後方からの自転車や原付の巻き込みと、横断する歩行者確認です。巻
き込みをしないために、左折する交差点の手前では、二輪車が入り込んで来ないよ
うに、車両をできる限り左ぎりぎりまで寄せることが必要です。この「寄せ」が足
りないと、二輪車に入り込まれて、巻き込みの原因を作ってしまいます。バイクや
自転車にとっては、意地悪のようですが、これも事故を未然に防ぐための措置です

(7)転 回
これは基本的には所内でやった方法と同じですが、教習路線の事情によっては道路
のセンターに寄ってやる場合や、一旦、路側に寄って(または停車して)やる場合
もあるかもしれません。いずれにしても、道路の交通状況をよく判断して慌てずに
ゆっくりとやることです。慌ててスピードを出しすぎると転回の半径がふくらんで
切り返し動作で結局は時間がかかってしまいます。落ち着いてゆっくりと確実にや
りましょう。

(8)経路の設定
これは、指定された目的地までの経路を自分で設定して、走行するものです。地図
上で距離を確認し、おおよその所用時間を宣言します。コースは全く自由です。実
際に走ってみると、意外に時間がかかるものです。タクシー業務の場合には利用者
から目的地と到着時間を指定されたりしますから、そうした場合には的確な予測が
必要になります。その訓練です。

(9)コメンタリー・ドラインビング

聞きなれない言葉ですが、これは運転中に、自分が見たこと、感じたこと、判断し
たことなどを、実際に声に出しながら走行するものです。これをやることで、走行
中に自分が何に注意を向けるべきなのかを、明確に意識するようになります。例え
ば横断歩道があった時に、漫然と走っていると、つい歩行者確認を怠ったりします
が、声に出して「前方、横断歩道あり」などと発話することで、「あ、歩行者を確
認しなくては」と思い出すことができるのです。安全確認などを、つい怠りやすい
人は、通常の教習の際にも、意図的にこれをやると非常に効果的です。

(10)特別項目
これは、その地域の特性を考慮したコースを走るもので、例えば都市部なら商店街
の中、地方なら山道など、その地域特有の環境を走ります。わたしの場合は道幅が
狭く、急な坂道の道路でした。どのようなコースにおいても、対向車両や歩行者な
どに十分注意しながら走行します。タイムトライアルではありませんから。

【ドライブ・シミュレータ教習】

実車では危険が伴うために、模擬的に走行状態を体験するのが、この教習です。
わたしの場合は課題としては次のようなものでした。

 ◆急ブレーキ
 ◆先急ぎの危険を理解した運転
 ◆観察走行(コメンタリードライビングとのセット教習)
 ◆悪条件下での運転
 ◆夜間の運転
これらは、あくまで実車でやにりくい、あるいはできない場合に実施するもので
あって、教習所の環境によっては、実車教習で行う項目もあるようです。

教習内容そのものは特に問題はないのですが、あるとすれば「車酔い」です。と言
っても、もちろん本物の車酔いではなく「画面酔い」というものです。これはシミ
ュレータ特有のもので、実際の運転感覚と画面のずれが起こすもので、ひどい人は
本当に吐いてしまうそうです。したがって、2時間以上連続でシミュレータ教習は
行わないことにしているそうです。

■卒業検定

技能教習の最後の見極めに合格すると、いよいよ卒業検定です。その前に、学科の
終了試験(効果測定)に合格していることが条件です。検定は路上と所内の両方で
行われます。

路上の検定コースの出発地点までは、検定教官が運転します。出発地点で教官と交
替します。数キロのコースの中に、いくつかの課題が含まれており、それを実行し
ながら走行していきます。課題は次のようなもので、走行コースと課題の指示は、
都度、教官から出されます。

 ◆指定位置での停車
 ◆目標物に合わせた停車
 ◆転 回

主な課題は以上のようなものですが、これだけに気を奪われていると肝心な安全確
認が疎かになります。一時停止標識、横断歩道での歩行者確認、制限速度、左折時
の左寄せ、発進時の安全確認など、すべてが採点の対象ですから、くれぐれも気を
抜かないことです。コースの終了地点では、確実安全な停車措置を行って、車を降
りるまでが採点範囲となります。

教官の運転で教習所に戻ってから、引き続き所内コースでの検定になります。所内
で行われるのは、「鋭角コース」(必須)と「方向転換」「縦列駐車」のいずれか
の組み合わせです。特に普段と違う条件はないので、いつものとおりに落ち着いて
やれば、ほとんど問題はありません。ただ、ここでも安全確認は忘れないことが重
要です。

■卒 業

卒業検定に合格すれば、いよいよ卒業です。教習所から、卒業証明書が発行されま
す。教習所によるかもしれませんが、試験場に提出する申請書類も作成してくれま
す。あとは、それを持って試験場に行くだけです。

■試験場

いよいよ試験本番です。自分の居住地を管轄する試験場に行きます。手続き等
の詳細は場所によって違うかもしれませんので、ここでは神奈川県の二俣川試
験場での体験を実際の時間に沿って紹介します。

12時30分
13時から受付開始ということで、早めに入り、総合案内で問い合わせると、
「申請書類に2100円の証紙を貼って、受付に並んでください」と言われた。
窓口にはすでにかなりの人が並んでいる。あとで分かったのだけれど、この受
付は教習所卒業で学科試験のみの人がまとめて受け付けられるところで、ほと
んどが一種免許の人だった・・・・・・・・・待つ・・・・・・・・・・・・

12時50分
予定よりも10分早く受付が始まった。流れは比較的スムースなので、行列が
長くてもあまり心配はいらない。必要書類と記入内容を確認し判子を押し、
そこで「適性検査」まで行う。適性検査は、視力と深視力の2項目。それで問
題なければ、待合所で係員を待つ・・・・・・待つ・・・・・・・

13時30分
係員が来て「教習所卒業で二種の方」と集合を呼びかける。ここで、申請書を
確認し、「受験番号」が書かれたカードを渡される。そして、試験室に案内さ
れる。(ここでトイレに行くことを忘れずに)
教室には、すでに一種の受験生が着席しており、二種は左手に1列に着席。机
はひとりずつで、机上に3桁の番号が書いてある。さきほどもらったカードの
受験番号と同じ番号の机に着席しなければならない。やがて、担当官から試験
についての各種説明が行われる。申請書はここで回収される。

13時50分
試験開始。試験は50分で95問。90問は1問あたり1点。あとの5問は各
2点。「3肢問題」で、1問につき「正・誤」選択が3つあり、そのすべてが
正解でないと2点にならない。ひとつでも間違えば0点となる。
・・・・・・・・・・・・・・・・頑張れ!

14時30分
担当官から「できた人は退室してけっこうです。」という指示がある。すでに
書き終わっていれば、ここで問題用紙、回答用紙を担当官に手渡して、自分の
手荷物を持って、退室する。合格発表の時間と場所が指示されるので、それま
では自由時間となる。・・・・・・・・・・・待つ・・・・・・・・・・・・

15時40分
電光掲示板に合格した人の受験番号が表示される。合格した人は、講習室に集
合するように指示がある。ただし、二種は別途、待機するように指示される。
ここで免許証交付手数料の1650円の証紙を購入して待機。

16時00分
一種の人たちが講習室から出てくるので、それと合流し、先に回収されていた
申請書を受け取る。それを持って写真撮影室に入り、免許証用の写真撮影。そ
のとき、免許証交付通知書兼受領書が手渡されるので、これに先ほどの証紙を
貼り、必要事項を記入して免許証交付場所に移動。ここで交付を待つ。待つ。

17時00分
交付通知書と現在所持している免許証との引き換えで、晴れて新免許証を受け
取る。そこには、燦然と「普二」の文字が!!

おめでとうございます!!

■最後に

二種の教習を受けてから、いつものようにバイクに乗って釣りに出かけたので
すが、教習どおりに走ってみると、驚くほど気持ちが楽になりました。発進の
時には目視で後方を確認し、周囲がちゃんと見えるような速度で走行している
と、気分的に余裕が生まれるのです。実際に、何台も追い越しても、到着時間
にはそれほどの差がないことも教習で教わりました。すべての運転者がこのよ
うな気持ちで運転すれば、ほとんどの事故はないだろうと思われます。見てい
ると無茶をするタクシーもありますが、概して一般の車のマナーの悪さには驚
くばかりです。そんなことにも気が付くようになって、二種の教習を受けてよ
かったと思いました。

それでは、頑張って二種免許取得を目指してください。